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OICT創立20周年

株式会社 太田国際貨物ターミナルは、平成30年5月12日「創立20周年」を迎えることができました。
これを記念して、定時株主総会が行われた平成30年6月20日に「創立20周年記念パーティー」を行いました。このパーティーには、様々な立場から当社経営を温かく見守って下さる株主さま、入居する通関業者・協力企業の皆さま、歴代の常務取締役などごく身近な方々にご出席いただきまして、1時間程ではありましたが、これまでの感謝と今後更なるご支援をお願いする場となり、和やかな時間を過ごすことができました。

創立20周年を迎えて(ご挨拶)
株式会社 太田国際貨物ターミナル
代表取締役社長 荻原 榮一

株式会社 太田国際貨物ターミナル(OICT)は、おかげさまで2018年5月12日をもちまして、創立20周年を迎えるに至りました。これもひとえに、株主、OICTをご利用いただく荷主・入居フォワーダー及び協力企業の皆さまの、ご支援ご愛顧の賜物と心より厚く御礼申し上げます。

さて、思い起こせば平成9年、今から21年前のことになりますが、当時OICTの母体となった太田税関派出所誘致促進協議会の会長を務めておりましたが、バブルが崩壊した時期にもかかわらず91社の民間企業に集まっていただくことができました。会員各社、このような時期だからこそ、物流費削減やリードタイムの短縮という点で活発な意見が飛び交い、とても関心が高かったことを思い出します。
また、OICT建設・税関派出に際しましては、財務省や税関、群馬県などへ陳情に走り回ったことなど 私の企業人としての人生の中で「OICTの成功」は悲願であり、とても感慨深いものがあります。

創業当初は代表取締役副社長として、現在は代表取締役社長を務めておりますが、20年間を振り返ってみますと、会社経営も人生と同じ、山あり谷ありでありました。しかしながら、大方重責は全うすることができたものと感じております。中でも思い入れが叶った嬉しい出来事が3点程ありました。

1.平成14年4月8日、東京税関前橋出張所太田派出所が開所された時のこと
2.平成25年3月24日、海上コンテナターミナルが開業した時のこと
3.平成30年4月14日、地域未来牽引企業に選定され、認定証を授与された時のこと

2つのターミナル、その中に大小10もの倉庫、また第3期にはたった6名であった社員数は、現在では 29名となり、2つのターミナル全体の従事者は約250名になりました。まさにOICTは雇用創出面でも地域の一翼を担えるようになりました。

税関AEO制度の導入など国の規制緩和策が講じられ、保税蔵置場として今後の在り方を変えていかなければならない状況にあるなど、OICTを取り巻く経営環境は益々厳しくなるものと考えております。
OICTは次の10年後に勝ち残れる企業になるため、役員並びに社員一同、経営理念にも掲げる「たゆみない努力と英知を結集して、顧客の物流改革と地域経済の発展に寄与することで、北関東における国際物流の拠点を目指していく」、まさにOICTが成すべきことは「国際総合物流企業OICT」へ変貌を遂げることではないかと考えております。
今日もOICTには、第三セクターの成功例として、また「日本初のインランド・ポート」が見たいと、日本全国から行政関係者などが視察に訪れます。OICTは、太田市の看板企業として今日も働きます。
今後とも一層のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます

平成30年6月吉日





創立20周年記念パーティー開催にあたり(ご挨拶)
株式会社 太田国際貨物ターミナル
代表取締役社長 清水 聖義

本日は、株式会社 太田国際貨物ターミナル(OICT)の創立20周年記念パーティーにご臨席賜りまして、誠に有り難うございます。
おかげさまで、OICTは創立20周年を迎えることができました。これもご臨席の皆さまをはじめ、関係者各位のご支援ご協力の賜物でありまして、心より深く感謝申し上げます。
ご承知のとおり、太田市はSUBARUの企業城下町として輸送用機器、電気機器など製造業を基幹とする産業構造が形成されています。平成28年経済センサス (平成27年実績) によれば、太田市の製造品出荷額等は2兆8,837億円となり、群馬県では第1位、北関東エリア第1位、関東エリア第4位、全国エリアでは前年より1ランクアップして第12位を誇る工業都市であります。
このような産業構造は、OICTが設立される以前からほぼ変わらず、地元企業のグローバル化が進展し、多くの企業において輸出入が増加する傾向でありました。これらの産業を物流面から支援するため、インランド・デポに必要な機能を有した施設を設置、東毛地域における経済活動の振興、通関手続の利便性の向上及び物流費の削減を図る使命を担った第三セクター法人「株式会社 太田国際貨物ターミナル」が設立されました。
現在では、通関官署が開設され、通関業者5社、コンテナドレージ及び各種作業を請け負う協力企業7社が支店・営業所を構え、通関手続きの他、集配、荷役、梱包、保管、輸送、流通加工、物流管理に至るまでの国際一貫物流を可能にしております。

そして今、OICT周辺の動きがさらに活発化しております。
先ずは、OICT本社から国道50号線を北へ100m向かった沿線に、新たな54ヘクタールの産業団地(おおた渡良瀬産業団地)を造成しており、既に第1期分譲予約を終えました。今後順次分譲を進めて参りますが、OICTの利便性を生かせる企業の誘致もトップセールスしていきたいと考えております。
また、OICT海上コンテナターミナルの近くになりますが、パーキングエリアを併設する「スマートインターチェンジ」が、今年8月ついにオープンする予定です。
冬はイルミネーションで綺麗な八王子山公園ですが、つい1か月前までは「おおた芝桜まつり」が開催され、連日家族連れなどで賑わっていました。
このように、OICT周辺で人の集客を図れる新しい価値が生まれ、また、これから生まれようとしております。益々太田市の将来を楽しみしていただければと思います。

最後になりますが、OICTは地域からの要望を受けて設立された企業市民として、これからも人と企業と地元を繋ぎ、そして緑、経済や文化も繋いで参ります。ご臨席の皆さま方に、今後とも変わらぬご指導、ご鞭撻のほどお願い申し上げると共に、ご健勝を心よりご祈念申し上げまして、簡単ではございますが創立20周年記念パーティーに際してのご挨拶とさせていただきます。

平成30年6月吉日


創立20周年記念パーティー 創立20周年記念パーティー 創立20周年記念パーティー
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